赤ちゃんの健康・妊娠・出産・スキンケアまで
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赤ちゃんの健康はお母さんが妊娠したときから始まります。簡単に言いますと、赤ちゃんの体が成長するのに必要なことを過不足なくしてあげること、赤ちゃんの成長を妨げるようなことをできるだけ避けることが赤ちゃんの健康につながっていくのです。 
 
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| 妊娠時 | 
 
 
赤ちゃんが成長するのに必要な栄養素が不足しないようにしましょう。この場合は、お母さんの栄養素のことです。 
今、とくに不足しがちな栄養素はミネラルとビタミンです。 
日本ではタンパク質が重視されがちですが、タンパク質は体内で分解するときに酸化物質である窒素を含む毒素のアンモニアが生成されてしまいます。動物性よりも植物性タンパク質から摂取した方が体に負担が少ないです。 
 
また、タンパク質はアミノ酸まで分解されてから吸収、合成されます。しかしアミノ酸はミネラルやビタミンがないとタンパク質にはなれません。 
また、消化が悪く分解しきれないタンパク質は、アレルギーの元、アレルゲンになりやすいです。消化が悪いと他の栄養素も、せっかく摂取しても吸収されにくくなります。消化が悪くならないようによく噛むこと、冷たいものを避けることが大切です。 
 
人間に必要なアミノ酸は20種類ありますが、食品成分としてアミノ酸等と表示されているのはいわゆる化学調味料(風味調味料、旨味調味料)です。 
偏ったアミノ酸ということや、抽出に使用する合成物質が混ざっている可能性が高いので避けましょう。 
 
アミノ酸やミネラル、ビタミンがきちんと摂取できる食事は「まごわやさしい」と言われます。まごわやさしいとは下記のような食事です。 
 
| ま | 
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大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取に | 
 
| ご | 
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ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に | 
 
| わ | 
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わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に | 
 
| や | 
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野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に | 
 
| さ | 
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魚のこと。タンパク質、オメガ3脂肪、亜鉛の摂取に | 
 
| し | 
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しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に | 
 
| い | 
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じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に | 
 
 
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牛乳は過剰なタンパク質の摂取、アレルギーやカルシウム不足の原因となるので控えましょう。 
 
タバコの喫煙やアルコールの飲酒も当然ですがやめましょう。赤ちゃんに酸素や栄養を届けるための血行が悪くなりますし、大量の活性酸素を発生させ、体内のミネラル、ビタミンを浪費します。 
 
 
同じような現象を起こすのが、ストレスです。ストレスもあまり抱え込まないようにしましょう。これにはご家族の協力が必要ですね。 
睡眠やミネラル、ビタミンが不足しているとストレスへの抵抗力が弱まりますので、その点にも注意すると良いでしょう。 
 
ダイエットや健康法として、デトックス、毒抜きが人気ですが、デトックスは赤ちゃんのためにも必要です。体内に蓄積した水銀などの毒素はミネラルの働きを邪魔しますし、良いわけありませんね。ただし、デトックスは妊娠前に行いましょう。妊娠中は栄養が偏る可能性があります。 
 
 
また、ビタミンAは水溶性のベータカロチンで摂取しましょう。油溶性のレチノールからできたビタミンAの摂取は控えましょう。レチノールの過剰摂取は奇形につながる可能性が指摘されています。 
 
妊娠時には赤ちゃんのためにも、亜鉛(成長に)、マグネシウム(タンパク質に)、葉酸(造血・細胞分裂に)、カルシウム(様々な機能に)は不足しがちですから、注意しましょう。 
 
 
合成食品添加物など有害な物質はできるだけ避けましょう。ビタミンやミネラルの働きも阻害します。 
水道水には塩素をはじめさまざまな有害物質が含まれています。信頼性の高い浄水器やミネラルウォーターなどきれいな水を飲みましょう。煮沸はよくありません。 
 
塩素など蒸発する成分は飛ばせますが、トリハロメタンや鉛などの有害物質は残留します。水が蒸発する分、残留した有害物質はかえって濃くなってしまいます。 
 
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| 出産後 | 
 
 
赤ちゃんは母乳育児が望ましいです。母乳には人工ミルクにはない免疫物質が含まれています。母乳育児をするには、妊娠から引き続きお母さんの栄養、食事、水が大切です。 
 
 
とくに水はお風呂の水にも注意が必要です。水道水の塩素は肌を傷つけ乾燥肌の原因となります。入浴剤やお茶がらなどで塩素は除去することが出来ます。入浴剤は保湿性などよりも添加物のできるだけ少ない製品を選ぶと良いでしょう。 
 
保湿成分が含まれていても、塩素と同じように肌を傷つける合成添加物が多く含まれていれば意味がないからです。 
 
赤ちゃんのスキンケア 
 
赤ちゃんはの肌は薄くまだ未熟なため、できるだけ日常の生活から肌を傷つける要因を減らした上で保湿をして肌を守ってあげるとよいでしょう。塩素の他には石鹸類に気をつけることです。洗いすぎることは肌トラブルの元です。ごしごしこすらず素手でやさしく洗いましょう。赤ちゃん用の弱酸性ボディソープなどでも低刺激とは限りません。弱酸性と表示されていても要注意です。 
洗浄後は肌の水分が蒸発しやすく乾燥しやすいので、肌が乾燥しがちな赤ちゃんには良質なスキンケアを行うと良いでしょう。 
 
 
一般的な洗濯洗剤、シャンプー、ボディシャンプーに含まれる石油系合成洗剤は肌の皮脂を取り去る力が強すぎます。洗濯洗剤は石油系合成洗剤や蛍光剤などが衣類に残ることで肌に大きなダメージを与えます。 
衣類にも肌を傷つけやすいものがありますので、刺激感のある衣類は避けましょう。 
洗剤類や洗浄料、衣類はは肌に低刺激な天然系の製品を選びましょう。 
 
 
赤ちゃんの離乳食 
 
 
赤ちゃんに離乳食は早すぎるとアレルギー、アトピーの原因になります。今までの日本の離乳食の指導は今まで6ヶ月が基準となっており、もっと早いほうがよいということを言われた時期もありましたが、最近はようやく離乳食も遅いほうが良いことが広まってきています。 
 
離乳食が遅いほうがよい理由は赤ちゃんの胃腸はまだ未熟だからです。 
 
 
 タンパク質はアミノ酸に分解されてから、腸から血液に吸収されますが消化が悪いととタンパク質がアミノ酸まで分解できません。また、悪玉菌が多いとか添加物により腸内環境が悪化しているとタンパク質がアミノ酸に分解されないで吸収されてしまいます。タンパク質がそのまま血中に入ると、異物として免疫が反応します。これらが遺伝ではない食べ物アレルギーです。 
赤ちゃんの胃腸はまだ未熟なのでもともと消化能力が弱く、タンパク質など食べたものが消化されにくいです。体のつくりが母乳を飲むことが前提となっているのです。 
 
そこで離乳食が早いと、アレルギーを起こす原因となるのです。離乳は、歯が生え始めてくる8〜12ヶ月程度からはじめるのが目安です。終わるのは1歳過ぎても良いのであせらずじっくり子育てしましょう。 
 
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