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セラミド化粧品の特徴とは?効果・選び方・使い方徹底ガイド


セラミド化粧品の特徴

セラミド化粧品の最大の特徴は、乾燥肌への高い保湿効果です。セラミドは、あらゆる保湿成分の中でも、抜群の保湿力を持つということでよく知られています。


他の保湿成分と比べて一体何が違うのでしょうか?今回は、セラミド化粧品にはどのような保湿効果があるのか、上手に選んで使うにはどうすれば良いのかを紹介します。

セラミド化粧品の特徴。圧倒的な保湿力と安全性


セラミド化粧品の選び方


肌は外側から表皮、真皮、皮下組織の3つに分かれています。

セラミドは、「表皮」の最も外側にある「角質層」に存在する成分で、細胞と細胞の間を埋める「細胞間脂質」の約半分を占めています。


細胞間脂質は、水分を挟みこむように蓄えて肌の潤いを保つほか、細胞間を隙間なく埋めることで、外部刺激から肌を守るバリアの役割も果たしています。

バリアとして働くことで、刺激から肌を守ると同時に、肌内部の水分を外に逃がさないようにする効果もあるのです。


セラミドは肌の最も外側の層に存在するために、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの真皮層に存在する成分に比べて、化粧品による外からの補給が非常に有効です。


セラミド化粧品の保湿力が称賛されるのは、セラミドの持つ水分保持力の高さとともに、「化粧品による補給の効果が高い」というメリットも大いに関係していると考えられます。


セラミド化粧品は、安全性の面でも定評があります。人の肌にもともと存在する成分なので、肌への刺激が少なく、敏感肌やアトピーの方でも安心して使うことができるのです。


もちろん個人差はありますし、配合されているセラミドの種類や他の配合成分によって刺激の強さが微妙に異なってきます。
ただ、「セラミド」という成分自体が、肌に優しい成分であるということは広く認知されています。


セラミド化粧品の選び方、使い方のコツ


セラミド化粧品の使い方


効果の高いものを選びたい! → セラミドの種類と配合量をチェックしましょう。

セラミドには、動物由来の「天然セラミド」、植物由来の「植物性セラミド」、酵母からヒトのセラミドに似せて作られた「バイオセラミド(ヒト型擬似セラミド)」、石油原料からセラミドに似せて作られた「合成セラミド(擬似セラミド)」の4種類があります。



高い効果を期待するなら、「天然セラミド」か「ヒト型擬似セラミド」の2つです。ただし、安全性を考慮すると、「天然セラミド」がおすすめ。天然セラミドは保湿力も肌との親和性も高く、刺激の少なさでも最も優れていると言えます。


また、効果の高い化粧品を選ぶためには、配合量にも注目する必要があります。成分表示は、配合量の多いものから記載するというルールがあるので、セラミドが最初の方に記載されている化粧品は、配合量が比較的多いと判断することができますが、それだけでは、はっきりとわかりません。


濃度が薄くあまり効果のないセラミド化粧品があるかもしれませんので注意が必要です。

セラミド濃度は高濃度でも約1%です。少なく思えるかもしれませんが、セラミドは脂質の性質もあり、多すぎるとべたつきなどを感じることもあるので、用途にもよりますがクリームなら最大で天然セラミド1%が一番よいと言われています。


低刺激なものを選びたい! → 天然セラミドがおすすめです
セラミドの安全性は既に述べましたが、バイオセラミド(ヒト型擬似セラミド)や植物セラミドも刺激が少なく肌に優しいと言われています。

ただ、どちらにしても人肌に存在するセラミドとは構造が異なるため、保湿力は劣ると考えられています。天然セラミドが一番人肌に近く低刺激性も優れています。


効果を引き出す使い方をしたい! → しっかり浸透させるようにしましょう

セラミド化粧品の効果を最大限に発揮させるためには、しっかりと肌に浸透させることが大切です。入浴後の毛穴が開いているときに、掌で丁寧に塗っていきます。

掌の熱で温めることで浸透力が高まります。使用量を少なくすると十分に行き渡らないので、規定量を守るようにしてくださいね。


まとめ

セラミド化粧品は、保湿効果にも安全性にも優れた魅力的な化粧品です。

ただ、同じように「セラミド化粧品」と謳われていても、配合されているセラミドの種類や配合量(濃度)によって、効果が異なってくるのも事実です。

また、化粧品のベースがこれもまた人肌に近い天然ジェルタイプだと肌への浸透となじみ、やさしさがさらによくなりますので、化粧品のベースが何でできているかということも重要です。

化粧品のベースがよくないとせっかくのセラミドの効果も落ちてしまうかもしれません。


内容を必ずチェックして、より効果の期待できるセラミド、自身に合っているセラミドを選ぶようにしたいですね。

そして、選んだセラミド化粧品にベストパフォーマンスをしてもらうために、正しい使い方をするように心がけましょう。




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